めぐり逢わせのお弁当 ⇒

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めぐり逢わせのお弁当
公開年 2013年 インド映画

監督 リテーシュ・バトラ
出演 イルファーン・カーン, ニムラト・カウル, ナワーズッディーン・シッディーキー

 

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Amazon Prime Video ⇒ レンタル400円(2023年2月3日現在)
U-NEXT ⇒ 無料で視聴可能

登場する料理

インドカレー数種 お弁当
チャパティ プーリ

 

登場する人物たち

主人公 主婦のイラ
イラのお弁当を間違って配達された定年退職間近の男性 サージャン
ダックワーラー達

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感想・レビュー

まず、インド・ムンバイでは「ダッバーワーラ」という弁当配達人が各家庭から家族が働くオフィスへお弁当を一つ一つ届けている!
ということを知って驚きました。今でいうウーバーイーツの元祖です!

10年前にすでに食事配達システムが構築されていたのだと感激しました。
人口が多いインド・ムンバイ、「間違わずにお弁当を届けるシステム」が立派に10年前に存在していたとはみごとというしかありません。

この映画はある1つのお弁当の間違った配達がきっかけで一瞬のラブストーリーと心の通い合いが始まります。
主婦が自分の夫に作ったお弁当が見ず知らずの他の男性に届けられてしまったのです。

今ではLINEで一瞬にしてメッセージ、気持ちのやり取りができますが、
この映画では、お弁当にメッセージを添えて、毎日やり取りをして、お互いの状況を理解し、心を通い合わせます。

ストーリー展開の結末は以外な結末となるのですが、
「瞬時ではなく、時間がかかるがゆえの心の通い」をじっくりと堪能でき、楽しむことができました。
「時間をかける」ということは関係を熟成させます。

美味しいインド家庭料理と人の気持ちを「人間の欲望」としてよく描いている映画だと思います。

小さなひょんなきっかけは、
この映画の場合は「お弁当が間違って他の人に届けられてしまった」ですが、
そんなきっかけが日常生活の中での自分の気持ちを大きく揺さぶることがあるということに気が付きました。
毎日起こる小さなちょっとした変化を見逃さずに生きていくことが大事だと教えてくれました。

 これからは「日常の小さな変化」に気づき、
自分にとって正直に良いなと思うことは勇気をもって変化に沿ってあるいていこうと思いました。

最近はユーチューブでも「インドの屋台めし」などインドグルメを紹介した動画が大人気です。
そういった意味でも、この映画は「日常の本当の家庭インド料理」を楽しむことができる映画でした。

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