“普通”を極めし、その先に~日本料理人・森川裕之~」  プロフェッショナル仕事の流儀 ⇒


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月からの春の時期の旬食材といえば、みなさんは何を思い浮かべますか?
すぐに思い浮かべるのは「いちご」ではないでしょうか。

でも、日本には春の訪れを教えてくれる美味しい食材があります。

そうです、それは「たけのこ」です!

「たけのこ」は成長がとても早くすぐにあの背の高い竹になってしまいます。
ですから「生のたけのこ」を楽しめるのはほんの限られた一時期だけなのです!

私たちが一般的に食べているのは、モウソウチク(孟宗竹)というたけのこで、3月頃から九州地域で収穫され、産地がどんどん日本列島を北上していき、5月頃まで収穫されます。

たけのこは水煮されたものを一年中食べることができますが、
2023年に収穫されたたけのこを使った美味しいお料理をぜひ楽しみたいですよね!

たけのこ料理といえば、みなさんはどの「たけのこ料理」がお好きですか?

たけのこ土佐煮、たけのこ炊き込みご飯、たけのこ木の芽和え、メンマ、炒め物、たけのこ刺身などなど、
たけのこを楽しめるレシピがありますが、私はなんといっても「たけのこ土佐煮」と「たけのこ炊き込みご飯」です!

穂先の柔らかさと、根元の方のあのちょっと歯ごたえのある食感も「たけのこ」の魅力ですよね。

今日はそんな春が旬の食材「たけのこ」が、
一流の腕と技で料理された「たけのこ土佐煮」と「たけのこ木の芽和え」が堂々と登場している番組をご紹介します。

ちょっとその前に、あまり知られていない、たけのこの栄養について見てみましょうか。
実はたけのこには驚くべき栄養が含まれているのでした!

たけのこの栄養
タンパク質、カリウム、チロシン(タンパク質の元となるアミノ酸の一種)、食物繊維

タンパク質はお肉や魚、卵に含まれているものと思っていましたが、たけのこにも入っていたんですね!驚きですよね。
そしてカロリーは100g 27Kcalととても低く、低カロリーでタンパク質も摂取できるダイエットにはぴったりの優秀食材なのです!


それでは、たけのこ料理の神髄が登場する
プロフェッショナル仕事の流儀 「“普通”を極めし、その先に~日本料理人・森川裕之~」をご紹介します。

それでは始めます!

プロフェッショナル仕事の流儀「“普通”を極めし、その先に~日本料理人・森川裕之~」 ⇒

ご紹介する番組

プロフェッショナル仕事の流儀
「“普通”を極めし、その先に~日本料理人・森川裕之~」
2022年6月24日放送
NHK オンデマンド

ご紹介するVODサービス

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U-NEXT ⇒ NHKパックを追加 (月額990円)  U-NEXT エピソード#:232

登場する食材

たけのこ

伊勢海老
さわら
北海道尾札部の真昆布 最高級の出汁昆布
ハモ

登場するお料理

たけのこ土佐煮
たけのこの甘辛煮
たけのこの木の芽みそ和え あつあつのたけのこと冷たいイカ 木の芽あえ
ハモのお椀

“普通”を極めし、その先に~日本料理人・森川裕之~」  プロフェッショナル仕事の流儀 ⇒

感想・レビュー

全力を尽くして普通を維持する」。
これが今回のプロフェッショナルとは?の問いかけに対する答えでした。

祖父の代から森川裕之さんまで3代、京都で95年間続いている老舗和食割烹料理店「浜作」。
森川さんは店主であり、料理人。小柄でちょっと丸顔、毎日蝶ネクタイをしてお店に立つ姿は最初ちょっとコミカルでした。

ですが番組を見進めるうちに、
毎日お客様の前で軽妙なトークをしつつ料理を作り、お客様の心と舌を満たしている表の姿と、それを何十年と行っている水面下では実際にどんなことが行われていたのかを知って深い感銘を受けました。

そしてなんといっても今回のエピソードの1番のハイライトは、
202112月に亡くなられた 故 歌舞伎役者 中村吉右衛門さんとの交流です。

森川さんと中村吉右衛門さんはどちらも、
「代わりのいない立場の重圧を受けながら役割を全うしていかなければならない」立場です。
中村吉右衛門さんは「浜作」の常連でした。長年の交流から常連さんということだけではなく、森川さんの精神的な支えでした。

どれだけ大きな存在で支えだったかというのは、
父親から受け継ぎ、針のむしろの上で、苦悩の連続で毎日仕事する森川さんの過去の現実と、
番組最後の森川さんの心から沸き出てくる涙でわかりました。

森川さんの、支えを失った悲しみと、支えてくれた中村さんへの感謝の気持ちが彼の表情、声色からひしひしと伝わり共感し私も自然と涙しました。心に響くというのはこういうことだと教えてもらいました。

もうひとつ、感動したことがあります。

それは森川さんが彼自身の仕事とそれを全うすることを、
彼が大好きな「クラシック」ピアノ演奏者ホロヴィッツにかぶせていることです。

ヴェートーベンという既に確立されているクラッシック音楽を、
ホロビッツがピアノ演奏で人々の心に入り込んで感動させていることを和食の「鯛」などの食材に置き換えて仕事に向き合っていることです。

突然和食料理人としてスタートし30数年間、毎日「普通を維持する」為に全力投球で料理をしている森川さん。
彼こそが真のプロフェッショナルだと思いました。

このエピソードを見て、
私も、自分の日常「普通のこと」に全力を尽くしてその日その日を過ごしていけばいいんだ!とわかりました。
プロフェッショナル仕事の流儀、森川さんのエピソードに感謝しています。

皆さんもご自分の毎日に投影できるエピソードだと思います。

最後に、
登場する「たけのこ」料理、画面からその香り、味が漂ってくるほど存在感のあるダイナミックなお料理です。
食べている人の感動したときの表情と出てくる一言が見ものですよ。

とてもおススメする番組です。ぜひ視聴なさってみてください!

この番組が視聴できるVODサービス

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